【初心者】オイル交換〈CBR400R〉

エンジンの保護や冷却、潤滑剤などの役割を果たしているエンジンオイルは、3000キロ走行ごとに交換することが推奨されています。

今回は愛車のCBR400Rのオイル交換を紹介したいと思います。

現在の総走行距離は18,000キロで、前回のオイル交換から4,000キロほど走行したことになります。

目安の3,000キロを超過していたことは知っていましたが、中々交換するにはお金と時間が…(言い訳)

というのも、前回のオイル交換までは、車体を購入したHONDA DREAMさんに依頼していました。

メンテナンスパックに加入しているので、工賃は無料ですが、オイル料金は当然定価。

CBR400Rは、オイルのみ交換時は2.5L使用します。

単純計算、2,090円×2.5Lで5,225円となります。

一方で、Amazonなどでオイルを購入し、自分で交換作業を行うとなると…

1,682円×2.5Lで4,205円。

さらに、世の中にはHONDAだけでなく様々なオイルが存在し、性能や値段も様々です。

私が今回購入したのは、CastrolのPOWER1(10-40W)です。

「普段6000円のオイルが3000円ちょいで買える!お得!」というのが購入の決め手…

もちろん、カストロールへの信頼や色んな評判を取り入れての決定です。

オイルの種類

ネットやバイク用品店でオイルを見てみると、非常に様々な物が存在していることが分かります。

バイクの種類や用途、交換後にどんな乗り味を理想とするかで、選ぶべきオイルは変わってきます。

適切なオイルを選ぶために、オイルの種類について詳しく紹介した以下の記事も併せてお読みください。

(記事準備中)

①材質

エンジンオイル(正確にはベースとなるオイル)には3つの材質が存在します。

最も安く手に入れることができるのは鉱物油です。

決して「安かろう悪かろう」ではなく、日常使いであれば全く問題ありません。

一方でお値段が高くつくのが化学合成油であり、レースなどでは基本的にこちらが使われます。

エンジンやクラッチの操作感に明らかな変化が顕れるでしょう。

そして、両者のメリットを併せたコスパの良いオイルが部分化学合成油です。

②粘度

オイルにはそれぞれ粘度があり、以下のように表記されています。

今使っているオイルの粘度、メーカーが推奨しているオイルの粘度を確認してみましょう。

国産スポーツ車の多くは10W-40や10W-30などが指定されていることが多いでしょう。

エンジン回りが高温になりやすいハーレー車などでは20W-50などが使用されます。

バイクごとに適したオイル粘度が存在するので、愛車に合った粘度のオイルを使用するようにしましょう。

③性能

各メーカー、バイクの性能や乗り方で様々なオイルを販売しています。

HONDA

HONDA車のエンジン開発と共にオリジナル製作されたエンジンオイル。

そのため、HONDA車種との相性は抜群。

スクーター車専用のE1,S9、さらにオイルの性質でG1~4がラインナップ。

最高グレードのG4はレースでの使用を推奨されています。

YAMAHA(YAMALUBE)

YAMAHAが手掛けた純正オイルブランド「YAMALUBE」

エンジンオイルは液体パーツとして捉えられ、その性能は多くのライダーを感心させる。

基本的に10W-40に統一されているのも特徴。

CASTROL

1899年にイギリスで誕生したオイル・潤滑材の製造会社。

バイク用だけではなく、自動車や船舶、重機器用のオイルも手掛けており品質が高い。

様々なバイクレースでの使用が見られる。

多くの粘度が用意されている為、車種に合わせた細かい選択が可能となる。

オイル交換の手順

①準備

オイル交換を自分で作業する際、必要となるものは以下の通りです。

・オイル(必要量)

・オイルジョッキ

・廃油パック(容量を確認)

・ガスケット

・トルクレンチ

・メガネレンチ(12mm~17mmのものが多い)

・作業グローブ(作業がしやすく厚手のもの)

工具とオイルジョッキは繰り返し使うことができますが、他は消耗品or毎回購入の必要があるものです。

特にガスケットについては、繰り返し利用すると本来の機能を果たせず、オイル漏れなどに繋がることが多いので必ず毎回新しいものを用意するようにしましょう。

②古いオイルを抜く

オイルを抜く作業に入る前に、数分程度エンジンをかけて暖気しておくことをオススメします。

これには、オイルを温めて抜きやすくし、オイル残りを防ぐといった目的があります。

逆に、交換前に長い時間乗車していた場合には、やけどしない程度にまでエンジンが冷めるのを待つといいでしょう。

それでは、オイルを抜く作業に取り掛かりたいと思います。

初めに、オイルを抜くためのドレンプラグの位置を確認します。

バイクによってその位置は様々で、今回交換するCBR400Rの場合は後ろ向き、触媒のすぐ隣についていました。

ドレンプラグを抜いた際にオイルが勢いよく流れだす位置を予想し、その下に受けとなる廃油パックを用意します。

廃油パックに入っている綿は、真ん中がくぼむようにして少し広げておきます。

失敗してパックから外れてしまった時に地面を汚さないために、廃油パックの下にウエスや捨てても良い布、段ボールなどを敷くと良いでしょう。

作業グローブをつけ、メガネレンチでドレンプラグを少しずつ緩めていきます。

大抵のドレンプラグは12mm、15mm、17mmです。(CBR400Rの場合は12mm)

トルクレンチを用意できなかった方は、締め付けの具合をなんとなく覚えておきましょう。

ネジが緩んできたのを感じたら、外れるギリギリで工具を置き、手でプラグを押さえます。

最後は勢いよく指を回し、ドレンプラグを抜きます。

抜いたプラグとガスケットは、廃油パックに落としてしまっても構いません。

(他サイト様では落としてはいけないという注意書きもあるのですが、後で安全に拾うことができる上、落とさないように気を配るあまりやけどをするという可能性もあります)

オイル量や粘度にもよりますが、10分程度放置し、車体を左右に振るなどすればオイルは抜けてくれます。

オイルが抜けるのを待つ間に、ドレンプラグの清掃(パーツクリーナーを使用)や、交換する新しいオイルの用意をしておくといいでしょう。

また、廃油パックの中に、大きな金属や明らかに異常な錆が無いか確認しておきましょう。

普段確認できない異常を確認することができるかもしれません。

③新しいオイルを入れる

古いオイルが完全に抜け切ったのを確認したら、プラグ穴周辺を綺麗に掃除した後、再びドレンプラグを取り付けていきます。

その際、新しいガスケットを忘れずに噛ませ、規定トルクで締め付けるようにしましょう。

(トルクレンチが無い方は感覚で…締め過ぎ厳禁です!)

さて、交換する新しいオイルを入れていきます。

(オイルの種類は異なりますが)見比べてみると、オイルがどれだけ汚れていたか確認することができます。

オイルを注ぎ入れる部分(オイルフィラーキャップ)は、大抵クランクケースの上部、分かりやすい場所にあります。

オイルジョッキで確認し、1Lずつ入れていくといいでしょう。

ここで、オイルの入れ過ぎに注意しましょう。

交換するオイル量の目安量が2.5Lと表記されている場合、2.4Lくらい入れてから一度確認するなどしましょう。

入れ過ぎたオイルを戻すことは基本的にできません。

車体をまっすぐに立て、オイル量の確認窓で正しく交換できたかどうか確認します。

シートの真ん中にスマホを置き、標準機能を使用することで(ほぼ)直立にすることができます。

④確認

最後に、数分程度暖気し、再びオイル量を確認します。

確認窓にある上限ラインと下限ラインの間にオイルがあれば、無事にオイル交換完了です。

廃油パックは外に漏れださないように強く口を縛り、ビニールで二重に覆っておくといいでしょう。

各自治体やパックごとに処理方法は異なりますが、基本的に普通ゴミとして捨てることができます。

廃油パックを使用しなかった方は、適切な容器に入れた上、ガソリンスタンドやバイク屋さんに処理してもらいましょう。

次回のオイル交換を忘れないために、余ったオイル缶などに現在の総走行距離をメモしておくとよいでしょう。

結局オイル交換はお店に頼むべき?自分でするべき?

結論から話すと、オイル交換は自分で行う事をオススメします。

オイル交換は、基本的には作業難易度も低く、大きな失敗をする可能性も低いと言えます。

自分で交換を行うことで得られるメリットも多いです。

「バイクの仕組みを理解する」という意味でも、初心者でも自分でオイル交換に挑戦することをオススメします!

ただし、以下の注意点についてはよく確認しておくべきでしょう。

注意点① 作業可能な場所の確保

オイル交換に限った話ではありませんが、バイクのメンテナンスや手入れをする場合、安全かつ他の人の迷惑にならない場所で行わなければなりません。

例えば、お店の駐車場や洗車場、さらに公園などといった場所では絶対に行ってはいけません。

自分や友人の私有地、その他作業が許される場所を確保する必要があります。

特にオイル交換は、古いオイルが地面に飛び散る、こぼれるということが良くありますので、場所選びには細心の注意を払いましょう。

注意点② やけど

オイル交換の手順で説明したように、オイル交換時には暖気して熱くなったオイルを抜く必要があります。

素手や薄いビニール手袋では、オイルを抜く際にやけどをしてしまう可能性があります。

さらに、ドレンプラグを勢いよく抜こうとするあまり、周辺にあるエキゾーストパイプや触媒に誤って触れてしまうということも考えられます。

オイル交換時には、厚手の作業用グローブを使用するなどし、やけどしないようにしましょう。

注意点③ オイル量

基本的に、各バイクごとに交換時に必要となるオイル量が示されています。

クランクケースやエンジン付近に明記されていることが多いでしょう。

しかし、実際に必要となるオイルの量は、エンジン内(クランクケース内)に残っているオイル量や、交換するオイルの粘度などにより左右されます。

基本的には、交換するオイルを計量し入れる形で構いませんが、最期にはきちんと、確認窓からオイル量が正しいかどうかを見るようにしましょう。

確認窓を覗く際には、車体をまっすぐに立てるようにしましょう。

まとめ

オイル交換は、バイクを長く安全に乗るために必須のメンテナンスです。

お店に頼むのは億劫でついつい放置しがちという方(私)でも、交換作業を一度経験すれば定期的にメンテナンスし易くなるでしょう。

また、オイルを変えると、エンジンの抜けやレスポンスに変化が出てきます。

特に粘度を変えた場合には、燃費が大きく変わることがあります。

愛車の「乗り味」を変えて楽しむという意味でも、色んな種類のオイルを自分で交換したくなりました。

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